善悪の本
善とは、
この社会の共有財産を利用しながら、社会の約束事や慣習に毎日従っている、
そして昔の人たちが苦労してつくりあげてきたこの共有財産をなくさないように気をつける、ということ。
共存を心がけることが善。
悪とは、
慣習的に「善」とされていることに逆らうことであれば、
その社会の範囲内では何でも悪と見なされる。
社会によって異なるもの。
絶対的な善悪は、その社会内においてのみ絶対なだけ。
先生と中学生の会話形式で書いてある本。
よいこと、悪いこと、道徳、倫理、愛する、性、働く、法について
倫理学の観点から明解に書いてくれてる。
善悪ってなに?働くってどんなこと?―14歳からのライフ・レッスン
- 作者: 小浜逸郎
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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